オーストラリアの山火事に関する最新情報

森林

連日メディアやSNSでオーストラリアの大規模な森林火災のニュースが大きく取り上げられていますが、日本からオーストラリアへ行く際の影響はあるのでしょうか。ここでは、これから渡航を予定されている方のために、最新の山火事情報をまとめました。

2020年2月18日追記
最も山火事被害の大きかったニューサウスウェールズ州の消防当局は、2月14日までに「全ての火災を封じ込めた」として事実上の制圧宣言をしました。2月初旬〜中旬にかけオーストラリア東海岸を中心に記録的な大雨が降り、恵みの雨となって山火事の収束に繋がったとみられます。

2020年の山火事の被害状況

森林が真っ赤に染まる映像や、山火事の現場から野生のコアラが救出される映像など、オーストラリアの山火事のニュースはSNSを中心に大きな話題を呼んでいます。今年の山火事は1,000万ヘクタール以上の広範囲に及び、悲しいことに多くの野生動物も犠牲となりました。

連日このニュースが世界中で報道されていることから、オーストラリア全土に被害があるのではないかなど、渡豪することを躊躇したり心配する人もいるかもしれません。しかし、被災しているのは一部の山間部に限ります。オーストラリアは非常に国土の広い国で、主な観光地に至っては影響がないところがほとんどです。

直行便や観光ツアーの催行は通常通り

実際に、現在日本からの直行便も各都市通常通り運行しており、現地の旅行会社が販売しているほぼ全てのツアーも予定通り催行しています。現地住民や世界中から来る観光客も、例年同様にオーストラリアでホリデーを楽しんでいます。

2020年1月14日からメルボルンで開催されている全豪オープンテニスも全日程通常通りに試合が行われており、山火事などの影響は一切みられません。

オーストラリアは山火事がよく起こる?

実は、オーストラリアでは山火事は決して珍しいものではありません。乾燥しやすい地域や、葉っぱに油分が多く燃え広がりやすいユーカリの木が多く栽培されている地域などでは、毎年のように山火事が起こっています。原因はキャンプの火の始末が不十分だったり放火の疑いがあるなどさまざまです。

今年が特別というわけではなく、実際ここ数年の被害状況を見てみても、2018年には被害面積5,000万ヘクタールだったものが今年は1,000万ヘクタールと、むしろ減っているほどなのです。

スモッグの影響は?

山火事は、燃え広がった森林だけでなく、周辺地域にも大気汚染や煙害を及ぼします。12月ごろにはシドニーなど一部の都市でもスモッグが広がって、マスクを付けながら街を歩いている人も見られました。ですが、1月中旬には恵の雨が降り続いたためスモッグも消え、現在は青い空がひろがる南半球オーストラリアの夏真っ盛りです。

山火事が起きている場所の近くでは煙霧が起こることもありますので、これから渡豪される方は最新情報を確認するようにしましょう。

都市別の最新状況をチェック

https://www.rfs.nsw.gov.au/

オーストラリアの山火事は、南東部の山間地帯を中心に被害が広がっています。しかし、日本人観光客の多いケアンズやゴールドコースト、シドニー、メルボルン、パースなど、都市部に関しては現在ほとんど山火事の影響はないといえます

最新情報は、オーストラリア政府観光局の山火事情報、またはそれぞれの州のウェブサイトを参考にしてください。

オーストラリア各州のウェブサイト一覧

山火事以外の自然災害や気象情報については、オーストラリア気象局のウェブサイトが参考になります。

すでに旅行予約してしまっている場合

オーストラリア旅行を予定していて、すでに予約も完了している場合は、旅行会社や宿泊施設に現在の周辺地域の様子を確認するのも良いでしょう。現地支店のある旅行会社なら、その場で最新の現地情報を教えてくれるはずです。

>> HISオーストラリア支店一覧はこちらから

もしもの時には

現在のところ、主要な都市では大きな問題なく観光を楽しめます。しかし、今後の状況は随時変わっていくことが考えられます。上記のURLを参考に、渡豪前には最新情報を確認するようにしましょう。

なお、現地で何かあった時には、「000」に電話をしましょう。この番号は消防、救急、警察の窓口となっていますので、消防を呼び出したい場合はオペレーターに「Fire」と告げれば繋げてくれます。

オーストラリアを観光することは被災地支援になる

オーストラリアの観光地では、風評被害によって観光客が激減するなど、災害そのもの以上のダメージを受けているところもあります。オーストラリアを旅行することは、今後の復興に向けての大きな支援となります。もしもの時に備えながら、安全で楽しい旅行をお過ごしください。