ケアンズの気候と季節ごとの服装

ケアンズ

ケアンズは、オーストラリア北東部を占めるクイーンズランド州の中でもっとも北にあるファー・ノース・クイーンズランドという地域に位置する都市です。

世界遺産であるグレート・バリア・リーフへの玄関口であることや、古くからの熱帯雨林が多く残されていることなどからオーストラリア有数の観光地として知られています。今回は、そんなケアンズの気候について詳しく解説します。

ケアンズには雨季と乾季がある

ケアンズの気候は熱帯モンスーン気候にあたるため、年間通して気温が高く、四季はありませんが雨季と乾季があります。南半球なので日本とは季節が逆になります。

雨季は12月頃から4月頃で、最も気温が上がる1月あたりがケアンズの真夏です。雨季の間は湿気が高く、かなり蒸し暑い日が続きます。日中の気温が40℃近くに上ることもあります。

乾季は4月の終わり頃から10月頃まで続き、降水量も減り日中の気温も下がります。朝晩の冷え込みも真夏に比べるとさらに下がりますが、真冬でも平均最低気温が15℃を下回ることは稀なので比較的温暖で過ごしやすい気候といえるでしょう。

ケアンズの年間平均気温と降水量

  1月 2月 3月 4月 5月 6月
最高気温 / ℃ 31.5 31.2 30.6 29.3 27.7 26.1
最低気温 / ℃ 23.7 23.8 23.1 21.7 20.0 17.9
平均降水量 / mm 398.8 444.9 420.0 193.5 90.7 47.4
  7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 / ℃ 25.8 26.7 28.1 29.6 30.7 31.5
最低気温 / ℃ 17.1 17.4 18.7 20.6 22.3 23.4
平均降水量 / mm 30.3 26.1 33.5 48.0 92.0 182.7

参照:オーストラリア気象庁

雨季の過ごし方は?

11月も終わりに近づくとだんだんと雨の量が増え、本格的な雨季へと突入していきます。4月の終わり頃まで続くケアンズの雨季は降水量も多く、熱帯モンスーン気候ならではのスコールに見舞われることも珍しくありません。

ただし、雨が多いとはいえ日本の梅雨のように一日中しとしと雨が降り続くのではなく、早朝や午後または夕方にザーッと短い雨が降っては急に止むのが特徴です。雨のあとの空には虹が出ることもあり、熱帯雨林の色鮮やかな植物が雨に濡れていっそう映える風景もケアンズの気候を活かした見どころでもあります。

現地に住む人のなかには雨で少し濡れても気にならない人もいるようですが、やはり出先で突然の雨に降られた時に困ることがないように折りたたみ傘などの携帯できる雨具は準備しておくと良いでしょう。

季節ごとの最適な服装をチェック!

雨季(12月頃〜5月頃)

熱帯モンスーン気候の雨季は高温・多湿が特徴です。日中は半袖に短ズボンなど基本的な夏服でまず問題はありませんが、雨季とはいえ快晴の日も多く、ケアンズの日差しはとても強いので注意が必要です。

特に、お昼から午後2時頃にかけて気温が最も高くなる時間帯は、外にいるだけでも汗だくになることがあります。サングラスやつばの大きめの帽子など日差し対策をしっかりした上で行動しましょう。湿気が多いので汗を拭くためのタオルも携帯しておくと重宝します。熱帯雨林に出かける場合は、足元が不安定な場所もあるので靴下とスニーカーの用意はしておきたいところです。虫除け対策もお忘れなく。

朝晩は気温が落ち着き、海沿いでは風が吹いて肌寒く感じることもあるかしれません。また、外は暑くてもショッピングモールや映画館など冷房が効きすぎている屋内施設もあるので、状況に応じて羽織れるような薄手の上着を用意しておくと安心です。

乾季(5月頃〜11月頃)

5月も終わりに近づくと雨の量も次第に減っていき気温も下がり、ケアンズは乾季を迎えます。1年の間で最も気温が下がる7月あたりがケアンズの冬になりますが、熱帯気候の冬は温暖で快晴の日も多く、日中でも半袖で過ごすことができます。

朝晩の気温は雨季に比べてさらに低くなりますが、それでも薄手の上着や長袖のシャツがあればじゅうぶんです。もちろん、肌寒く感じることや風が強く感じる日もあるので、重ね着ができる服があったほうが良いでしょう。

また、ケアンズは冬の間でも海の水温は20℃を超えることがほとんどで、海水浴やマリンスポーツも盛んです。ただし同じ時期の日本の海水と比べると冷たく感じるかもしれないので、現地でウェットスーツをレンタルするなどして体温調節に気を配りましょう。

ケアンズに旅行するならベストシーズンはいつ?

年間通して温暖で晴れの日も多いケアンズは、どの季節も旅行するのにおすすめです。しかし真夏は高温に加え高湿度のため屋外のレジャーを楽しむには体調管理に注意が必要です。一日のスケジュールを立てる際には、突然降ってくる雨の可能性も視野に入れる必要があります。

この点、雨が少ない乾季は気温も温暖で過ごしやすい季節といえるでしょう。日本ではちょうど夏休みの時期に重なるので計画も立てやすいのではないでしょうか。とはいえ、熱帯気候でしか味わえない高温多湿の熱帯林を雨季に体験するのもケアンズを楽しむ方法の一つです。目的と自分の体調に合わせてシーズンを選ぶことが大切です。

UV対策を忘れずに

ケアンズは一年中日差しが強いため毎日のUV対策は必須です。出かける前に、テレビやウェブサイトなどでその日のUV指数をチェックしておきましょう。また、街なかで入手することができる日焼け止めクリームに加えて帽子やサングラス、UVカット素材を使用した服などを事前に準備しておくことをおすすめします。

関連記事

  1. オペラハウス

    シドニーの気候と季節ごとの服装

  2. サーファーズパラダイスビーチ

    ゴールドコースト/ブリスベンの気候と季節ごとの服装

  3. エアーズロック

    エアーズロック(ウルル)の気候と季節ごとの服装

  4. パースの街並み

    パースの気候と季節ごとの服装

  5. タスマニアの気候と季節ごとの服装

  6. アデレードの街並み

    アデレードの気候と季節ごとの服装