ダイナミックな自然や文化を堪能!オーストラリア世界遺産10選

スリーシスターズ

世界で第6位、日本の約20倍もの大きさを誇るオーストラリア。広大な土地には豊かな自然や独自の文化が広がり、世界遺産に登録されている場所は20ヶ所あります。今回はオーストラリア世界遺産の中でも、ぜひ一度は行ってみたい10ヶ所を紹介します。

オーストラリアの歴史を感じる 文化遺産2つ

文化遺産は、普遍的な価値をもつ記念物、建造物群、遺跡、文化的景観などが該当します。オーストラリアには2019年に登録された「ブジ・ビムの文化的景観」含め、4ヶ所の文化遺産がありますが、その中から国を代表する2ヶ所をご紹介します。

シドニー・オペラ・ハウス

世界三大美港のひとつに数えられるシドニー湾にある「シドニー・オペラ・ハウス」。1956年、州政府が新しい劇場を建設するためにデザインを公募し、世界中から集まった200件以上の作品から選ばれたのが、白い貝殻を重ね合わせたような美しい流線型のオペラハウス案でした。

完成までに14年もの歳月と当初の予算の10倍以上が費やされ、20世紀建築の傑作として有名です。毎週40以上のパフォーマンスが開催されており、2時間のバックステージ・ツアーは旅行客にも大人気です。

王立展示館とカールトン庭園

「ガーデンシティ」の異名を持つ緑豊かな都市メルボルン。その象徴ともいえる文化遺産が「王立展示館とカールトン庭園」です。

王立展示館は、1880年に開催されたメルボルン万博のために造られた建造物です。様々な建築様式を取り入れた美しい建物ですが、中に入るには事前にガイドツアーを予約しなければなりません。

1839年に造園が開始されたカールトン庭園は、王立展示館の前方に広がる長方形の庭園です。敷地は約26ヘクタールもあり、こちらは誰でも自由に入場することができます。地元の人の憩いの場ともなっている緑豊かな庭は、散策しているだけで心が和むことでしょう。

オーストラリアならではの絶景!自然遺産6つ

自然遺産は、普遍的な価値をもつ地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地などが該当します。国土同様、自然もダイナミックなオーストラリアならではの自然遺産 全14ヶ所の中から、特におすすめの6ヶ所をまとめました。

グレート・バリア・リーフ

カップルに人気の「ハートリーフ」

クイーンズランド州の東岸に延々と続く「グレート・バリア・リーフ」は、3,000のサンゴ礁と大小あわせて900の島から構成される、全長約2,000kmの広大なサンゴ礁群です。面積は約35万平方kmあり、これは日本列島の面積とほぼ同じサイズ。1981年、サンゴ礁としては世界で初めて世界自然遺産に登録されました。

グレート・バリア・リーフには、鮮やかなサンゴやアオウミガメ、カクレクマノミなどが生息しています。美しい水中の世界を楽しむシュノーケリングやダイビングはもちろんですが、上空から景色を望むシーニックフライトというレジャーもおすすめです。

写真にあるのは、ハートの形をした「ハートリーフ」。ここをヘリコプターで空から訪れるツアーはカップルやハネムーナーから高い人気があります。

フレーザー島

クイーンズランド州にある「フレーザー島」は、長さ123km、幅22kmという世界最大の砂島です。フレーザー島は多くの点でとてもユニークな特徴を持っています。高さ200m以上の雨林が砂丘の上に生育しているのは大変貴重で、世界でもここでしか見ることができません。また、砂丘のくぼみに雨水が溜まってできる湖「宙水湖」は、世界の半数がこの島にあります。

そのほかにも、先住民アボリジニが5,000年以上も前に利用していた貝塚、漁具、生活の跡が残る樹木、野営地の見学ができたり、ザトウクジラとその赤ちゃんを見られるスポットがあったりと、珍しい体験を楽しむことができます。

クイーンズランドの湿潤熱帯地域

クイーンズランド州北東部に位置する湿潤熱帯地域は、恐竜が生息していた1億3,000年前の白亜紀に形成された世界最古の熱帯雨林です。森には約3,000種の植物が生い茂り、木登りカンガルーなどの希少な動物も生息しています。

この湿潤熱帯地域の中でも観光地として有名なのが「キュランダ村」です。ケアンズとキュランダ村をつなぐ鉄道の旅は旅行客にも大人気。緑濃い熱帯雨林、断崖を流れ落ちる滝、グレートバリアリーフの海など、見どころ満載のツアーです。また、この区間はスカイレールと呼ばれる空中ケーブルでもつながっており、ゴンドラの旅も好評です。

ゴンドワナ多雨林群

クイーンズランド州からニューサウスウェールズ州までまたがる自然保護地域「ゴンドワナ多雨林群」。本来であれば、それぞれ別の亜熱帯、乾燥、温帯、寒帯の気候帯に分かれるはずの様々な植物が共存する、世界的にも珍しいエリアです。

「ミラミラの滝」で有名な「スプリングブルック国立公園」や、オーストラリアとニュージーランドにしか生息しない土ボタルの輝きを楽しめる「ラミントン国立公園」は代表的な観光スポットです。

ブルーマウンテンズ

シドニーからドライブで約2時間の「ブルーマウンテンズ」は、総面積が103万ヘクタールの広大な場所。山々を覆うユーカリから揮発した油分が日光に反射して青く霞んで見えることが、名前の由来になっています。

ブルーマウンテンズでも特に人気があるのが、先住民アボリジニの伝説にも残る「スリー・シスターズ」です。3つ並ぶ大きな岩を眺め、オーストラリアの雄大な自然や歴史に想いを馳せてみるのも良いでしょう。その他にもブルーマウンテンズは見どころがたくさんあるので、初めて行く人は、ガイド付きのツアーで散策するのが効率良くおすすめです。

西オーストラリアのシャーク湾

西オーストラリア州に位置する「シャーク湾」は、地球上で最古の生命体のひとつとされる「ストロマトライト」という藻が群生する自然遺産です。ストロマライトは地球で初めて光合成を行って酸素を作り出したとされる生命体で、生き物の基盤を作ったともいわれています。

絶滅危惧種であるジュゴンの世界最大の生息地でもあり、ほかにもザトウクジラ、ミドリウミガメ、イルカなど約320種の動物が暮らしています。白い貝殻が延々と続く遠浅のシェルビーチ貝殻で埋め尽くされたシェルビーチも有名です。

自然も文化も両方感じられる!複合遺産2つ

文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているのが複合遺産です。オーストラリアにある4ヶ所の複合遺産の中から、有名な国立公園2つをご紹介します。

ウルル=カタ・ジュタ国立公園

オーストラリアの世界遺産と聞くと、このウルルをイメージする人も多いのではないでしょうか。北部準州にある「ウルル・カタ・ジュタ国立公園」は、オーストラリアのほぼ中央に位置しており、アボリジニの言葉で「ウルル」と呼ばれるエアーズロック、「カタ・ジュタ」と呼ばれるマウントオルガ(オルガ山)が一帯を占めています。

日本でもよく知られているウルルは巨大な一枚岩でできており、地上で見えるのは全体の10分の1程度だそうです。時間によって7色に変化するといわれ、特に夕日に赤く染まる風景は、あまりの美しさに言葉を失くすほど。アボリジニが「聖地」と尊ぶのも納得できます。

なお、観光客に人気のあったウルル登山は、先住民の聖地に配慮した形で、2019年10月26日より永久禁止となりました。エアーズロックに登れなくて残念……という方には、小型飛行機に乗り雄大なエアーズロックを上空から見渡せる遊覧飛行ツアーもおすすめです。

カカドゥ国立公園

「カカドゥ国立公園」は、北部準州にあるオーストラリア最大の国立公園です。起伏の激しい断崖や緑豊かな熱帯雨林などを楽しむことができます。最大の見どころは、先住民アボリジニによって2万年前に描かれたロックアート(壁画)。約6万年前から住んでいたとされる彼らの生活の様子を示す、世界最古の記録のひとつです。壮大な自然とアボリジニ文化が共存するスケールの大きな複合遺産となっています。

オーストラリアの歴史や文化を物語る世界遺産を見に行こう

世界遺産は、その土地固有の自然や歴史を存分に感じられる貴重なスポットです。せっかくオーストラリアに行くなら、数ある素晴らしい世界遺産へ足を運んでみてはいかがでしょうか。一生忘れられない景色を、ぜひその目に焼き付けてください!

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